09.30

セキュリティ大手なのに突き抜けすぎ?Sophosグッズ – Sophos Store
イギリスのセキュリティ大手企業であるSophosのオリジナルグッズは、いい意味で堅実なイメージを覆している。とにかくぶっ飛んでいるのだ。
ショップサイトリンク: Sophos Store
まず、Sock Swagの流行を知ってかしらずか、靴下のラインナップが半端じゃない。なんと25種類も揃っており、さらにひとつひとつの柄がマニアックすぎるのだ。スーパーマリオのお城であったり、Top Gunであったり、ファイアーフレイム柄のファイヤウォールだったり… 服装は地味なのに下着だけは異常に派手な、ちょっとズレてるNerdの姿を容易に想像できる。しかしこれがなんともかっこよく見えてしまうのは、テック業界にいる者の性(さが)なのか。
さらに独特のセンスはステッカーにも現れている。ロゴをあしらった当たり障りのないものは1、2枚程度で、あとはアクの強いメッセージとイラストばかりが揃っている。”SysAdmin in da house”なんて超ダサいメッセージだが、逆にそれがジワジワくる。悪ふざけにもほどがある。これはもう購入するしかない。
極め付けはこのSix Million Megabyte Man Lunchboxというランチボックス。シスアドの解説付きイラストがなんとも渋すぎる。しかも、描かれているのがランチボックスなんて違和感の塊である。2017年9月現在、セールで9ドルから5ドル(!)という破格のプライスになっているので、買った後のことは考えずに勢いでカートに入れてほしい。
しかし、Sophos Storeの凄さはそれだけじゃない。スポーツグッズにも力を入れていて、サーフボードやバレーボール、スケートボードのロングボードまで揃えている。さらには自転車まで揃っているのだが(サイクリンググッズも充実している)、マウンテンバイクはなんとYeti Cycles製。Yeti専属のRichie Rudeと同じモデルだ。ちなみにお値段は11,500ドル。ちなみにもうひとつはChris Froomeが2016年のツールドフランスで優勝したモデルのPinarello Dogma(13,900ドル)。
普通のテック企業ならば、マーチャンダイズにこれほど本格的なブランドを採用することは稀だ。しかし、SophosはバックパックにMarmotやPatagoniaといった各業界で有名なブランドを選んでいる。悪ふざけなのかセキュリティ大手のプライドなのか、その意図はよく分からない。しかしながら、筆者はこのストアを覗いてSophosをより詳しく知りたいと思った。この突き抜け感は本当に凄い。
Tシャツやハンドスピナーなど、Sophos Storeにはまだまだ魅力的なグッズが目白押しなのだが、それらは読者自身の目でチェックしてもらいたい。日本からのオーダーも受け付けているので、ぜひ実物を手に入れてSophosの魅力に触れてもらいたい。